溶接機の使い方について

2025/06/03 コラム

溶接加工を行うなら、溶接機の使い方を知っておく必要があります。
溶接には興味があるけど、溶接機の使い方をイマイチ理解していない方も多いですよね。
使い方を理解していないと、事故につながる可能性も十分考えられます。
今回は、溶接機の使い方について解説させていただきます。

▼溶接機の使い方
溶接機の種類によって、使い方が異なりますね。
早速ですが、溶接機の使い方をいくつかご紹介させていただきます。
興味のある方は、一度ご参考にされてはいかがでしょうか?

■アーク溶接の溶接機
まずは溶接棒にプラスの電圧、部材にマイナスの電圧をかけてアークを発生させます。
溶接機本体から伸びているトーチに溶接棒を取り付けたら、溶接棒を溶接する部位に擦り付けます。
部材と溶接棒を溶かして溶接を進め、必要に応じて溶接棒を交換しましょう。

■TIG溶接の溶接機
タングステン電極をトーチに取り付けたら、トーチのスイッチを入れてください。
部材に合わせてTIG調節器の設定を行います。
溶接面を装着し、部材から45度程度の角度からトーチのスイッチを入れます。
溶融池ができたら、トーチの反対側から溶接棒を挿し込み、作業を進めましょう。

■ガス溶接の溶接機
まずは、ガスボンベを準備してください。
トーチに点火したら、溶接加工を進めていきます。
溶接加工が終わったら、消火作業を行います。
ガスボンベの取り扱いや消化手順を間違えると事故に発展するため、注意が必要です。

▼まとめ
アーク溶接の場合、溶接棒と部材に電圧をかけます。
TIG溶接では、部材に合わせてTIG調節器の設定を行うのがポイントです。
ガス溶接は、ガスボンベを使って溶接加工を進めていきます。
大阪府にある「株式会社エステック」では、溶接加工に関する依頼を受け付けています。
溶接加工に自信がない方は、一度ご相談ください。