溶接マスクの特徴について
溶接加工を行う際、火花や強い光が発生します。
場合によっては、火花や光の影響で視力が低下するなどの問題に発展するかもしれません。
作業中、目や顔を守るために溶接マスクが用いられています。
今回は、溶接マスクの特徴について解説させていただきます。
▼溶接マスクの特徴
溶接マスクには、さまざまなタイプが存在しており、それぞれ違った特徴がありますね。
これから溶接加工に携わる方のためにも、溶接マスクの特徴をご紹介させていただきます。
興味のある方は、一度チェックされてはいかがでしょうか?
■手持ち型
手持ち型の溶接マスクは、昔から使われているタイプです。
値段がリーズナブルですが、両手を使って作業ができません。
手持ち型の溶接マスクがズレると、火花や強い光が目に入ってしまう恐れがあります。
■被り型
手持ち型の溶接マスクを被ると、両手を使って作業ができます。
素ガラスが汚れた場合、交換する必要があるので、手持ち型の溶接マスクを使う際は注意しましょう。
■自動遮光面
自動遮光面は、明るさを調整できる液晶フィルターとアーク点滅を検知する光センサーが搭載されているのが特徴的です。
両手を使って作業を進めることができます。
■革製遮光面
革製遮光面は、軽いのに加え、折り畳んで持ち運びできるのがメリットに挙げられますね。
狭い場所で溶接加工を行う際に適しています。
両手を使って作業ができるのもポイントですよ。
■溶接用ゴーグル
溶接用ゴーグルは、眼鏡をかけたまま付けることができます。
どんな形のヘルメットでも使えるのもポイントですね。
ただし、値段が高いため、溶接マスクを購入する際は注意しましょう。
▼まとめ
手持ち型の溶接マスクは、リーズナブルですが、両手で作業ができません。
両手で作業を行いたい方は、被り型・自動遮光面・革製遮光面・溶接用ゴーグルをチェックしましょう。
大阪府にある「株式会社エステック」は、溶接マスクに関する相談を受け付けています。
仕事などで溶接加工が必要な方は、一度ご連絡ください。