半自動溶接とは?種類とやり方について紹介

2024/04/15 コラム

半自動溶接はどのような種類や、やり方があるのでしょうか。
当記事では、半自動溶接について詳しくお伝えします。

▼半自動溶接とは
溶接とは、加熱器具で、溶融金属を溶かし、金属と金属を接合することです。
半自動溶接では、加熱器具で溶かす溶融金属が自動で出てくる「半自動溶接機」という道具を使って接合します。
自動で溶融金属が出てきますが、接続するのは手でするため「半」とついています。

▼種類
半自動溶接には、使うガスの種類によって言い方が違います。
ガスは、酸素と溶融金属が結びつくことで金属の酸化を防いでいます。
使うガスは、接合する金属や加工方法によって異なります。
ガスを使用するため、風が吹かない室内で使用することが多いです。

■CO2溶接
二酸化炭素などの炭酸ガスを使います。
最も一般的な方法で、主に鉄の接合するときに使います。

■MAG溶接
アルゴンガスと炭酸ガスの混合ガスを使い、鉄やステンレスを加工します。

■MIG溶接
アルゴンガスを使い、鉄やステンレスを加工します。

▼ノンガスワイヤー
ガスを使わずに半自動溶接をする方法があります。
ガスを使う方法は、風のある屋外では使えないのですが、ガスを使わないノンガスワイヤーは屋外でも使えます。
ガスの準備が必要ないため、ガスを使用するよりも作業時間が短いのがメリットです。

▼まとめ
半自動溶接は、半自動溶接機という機械で溶接を行います。
金属と金属の接合をするときに使う「溶融金属」が自動で出てきて、手で行うよりもスピーディに仕上げられます。
「株式会社エステック」では、国家資格を持つ経験豊かな職人が多く在籍しており、素早く高品質な製品に仕上げております。